家具はインテリアとしても大きな役割を果たします。激安家具が通販やネットショップ販売などでも手に入る現在、インテリアとしての家具の選び方を紹介します。
家具とインテリアの関係はどうなっているのでしょう。
インテリアは、日本語で室内装飾品と訳されるように、室内の家具や装飾を表します。家具というと、ソファーやベッド、タンスなど大きなものを想像しますが、インテリアといった場合には、家具だけでなく、カーテン、カーペット、壁紙などの内装、窓やブラインド、照明器具、ドアなどが含まれます。
広義のインテリアとしては、襖や障子なども含まれるようですが、基準はあいまいです。たとえば、家電やOA機器といった電化製品は、家具とは言いますがインテリアといわれることは少ないですね。
気に入った家具を単品ごとになんとなく買うだけでは、統一感のあるインテリアにはなりません。
家具と一言で言っても、リビングのソファーやダイニングルームのテーブルから、タンスや本棚、キャビネットやクローゼットなどの収納家具、ベッド等々、いろいろありますし、
専門の家具屋さんのショールームに行けば、数多くの家具がところ狭しと並んでいます。通販カタログやネットショップを見ても、家具の種類と数の多さに驚くことでしょう。
多様な家具の中から、インテリアも考えて家具を選ぶのはなかなか難しいもの。そこで、家具選びのポイントをまとめてみました。
では、どのように家具を選ぶことで、インテリアとしての統一感が生まれるのでしょうか。
家具選びのポイントは、まずはじめに、どのようなインテリアにしたいかの全体的なコンセプト(色のトーンや素材の統一など)をしっかりと決めておき、その統一基準を頭に置いた上で1つ1つの家具を選ぶことです。
色のトーン・素材・形状など、何か一つでも、それぞれの家具に共通性を持たせることもポイントです。
プロのコーディネーター等に相談するのも一つの手ですね。
家具にかけられる予算を考えておくのはもちろん、家具の大きさと部屋の広さのバランスや、部屋のレイアウト、入口(ドア)の幅を考えた上で、どの家具を買うのかを決めていきましょう。
家具店のショールームで、美しい照明の下で見栄えがする家具を「インテリアにぴったり」と思って買ってみたら、自宅の部屋には大きすぎた、部屋全体の雰囲気に合わなかった、他の家具との調和が悪くインテリアとしての統一感がなかった、あるいは家具が大きすぎて玄関のドアから入らなかったなどということもありうることです。
また、家具の機能面とデザイン面の双方を検討することをおすすめします。
家具はインテリアとしてはもちろん、実用品として長く使うものですから、くれぐれも衝動買いをして後悔することがないよう、慎重に選びましょう。
「家具選びのポイント」を箇条書きでまとめます。インテリア的に家具を選ぶ一助となれば幸いです。
このページはリンクフリーです。